走れダイエットランナー!

ポンコツ夫とポンコツ嫁はん。ランニングで健康維持しつつ映画やテレビ見ながら言いあらそうブログです。

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お方さまの苦笑日記 「OKTS(OKATASAMA)48!!の巻」

 

 

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妻:きょう、うちの店にな。

 

夫:ウンウン。

 

妻:SKE(エス・ケー・イー)48の、アイドルの女の子が、トークショーできてくれてん。

 

夫:そうなんや!よかったやん。

 

妻:朝礼でみんなに説明しないとアカンから、広告を詳しく読み込んだらな。

 

夫:ウンウン。

 

妻:名古屋の栄(さかえ)をもじってSKEやねん。

 

夫:なんか、聞いたことあるよ。

 

妻:え!そうなん?!

 

夫:え?知らんかった?

 

妻:アタシそんなんウトいから。

 

夫:ウトいなあ。

 

妻:NMB(エム・エヌ・ビー)48は「難波(NAMBA)」をもじってるって知ってるから。

 

夫:そうやな。

 

妻:SKE(エス・ケー・イー)は当然、「堺(SAKAI)」やと思ってて。

 

夫:…。

 

妻:堺48やと思ってたわ。堺にもアイドルいてるんやーって思ってた!

 

夫:よしんば堺やったとしたら、SKI(エス・ケー・アイ)になるはずやん!

 

妻:うーん、御意。

 

夫:マンダムみたいに言うな!

お方さまの苦笑日記 「謎の遊び・『ねごにゃん』!!の巻」

 

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妻:小学1年の頃やけどな。

 

夫:またかいな!!どんだけ濃密やねん、アンタの小1って?!

 

妻:八尾市の渋川町ってとこに住んでてん。

 

夫:オレが入院してた、八尾市立病院のそばやね。

 

妻:うん。渋川町の4丁目のぼろアパートに住んでてん。

 

夫:そうなんや。

 

妻:そのぼろアパートに住んでた子供たちの間で大流行してた遊びがあってん。

 

夫:お、なになに?「はないちもんめ」とか?

 

妻:ちゃう。

 

夫:「鬼ごっこ」とか?

 

妻:ちゃう。

 

夫:「ハンカチ落とし」とか?

 

妻:ちゃう。

 

夫:降参降参。何よ?

 

妻:「ねごにゃん」。

 

夫:…。え?

 

妻:「ねごにゃん」。

 

夫:聞いたことないわっ!!

 

妻:知らんの?

 

夫:知るかっ!!

 

妻:さすが田舎やなあ、奈良は…

 

夫:奈良のせいちゃうで!大人になってからも聞いたことないって!

 

妻:地面にチョークで線を引くねん。2m×4mくらいの長方形。

 

夫:ふんふん。

 

妻:さらに、中を区切るように線を引く。こんな感じや。

 

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夫:ドッジボール?テニス?それっぽいコートやな。

 

妻:まあそんな感じやな。

 

夫:ウンウン、それで?

 

妻:それぞれの陣地に子供たちが立って、全員がおんなじ方向を向くやろ。

 

夫:ウンウン。

 

妻:ボールを持ってる子ぉが、陣地の外から向かい合わせに立って。

 

夫:ここまではほぼドッジボールと同じやな。

 

妻:次の瞬間や。

 

夫:うん?どうするの?

 

妻:『ねーご・にゃんっ!!』って全員で叫ぶねん!!

 

夫:ぜ、全員で?!

 

妻:そう!全員で!!

 

夫:斬新かもっ?!

 

妻:その唱和を合図に、ボール係は地面にボールを転がす!!

 

夫:転がすんや!投げるんじゃなくて?!

 

妻:そう!投げたらアウト!

 

夫:手ぇで、転がすねんな?

 

妻:手ぇや!もちろん!足はアウト!

 

夫:で?

 

妻:敵は、転がってきたボールに触れた時点でアウト!

 

夫:触れたらアウト?

 

妻:そう!

 

夫:転がってるボールに触れるって、足だけやんなあ…

 

妻:…。

 

夫:いくら子供でも、それは避けれるんじゃないかなあ…。

 

妻:…。

 

夫:触れたらアウト、っていうことは、守備側は永遠に守備だけやん?ドッジみたいに、ボールを奪取したら攻撃に移れるわけでもなく…。

 

妻:そ、そう…。

 

夫:…その遊び、おもろいか?

 

妻:じ、実は…

 

夫:実は?

 

妻:アタシ、小1やったから…。

 

夫:やったから?

 

妻:「ねごにゃん」のルール、よお分かって無かってん!!

 

夫:…ええっ?ルール分かってない遊びに参加してたん?

 

妻:そうやねん!ついに告白するわ!!この事実!!

 

夫:オレに告白されても…。

 

妻:どうせアタシはいちばんチビやったから、おってもおらへんでもどっちゃでもよかってん。

 

夫:そんな寂しいこと言うなよ…。

 

妻:だからルールなんか知ってようがみんなにとってはどうでもよかってん!

 

夫:そんなことないって!

 

妻:ちなみに、小2になって、4丁目から7丁目に引っ越してん。

 

夫:そうなんや。

 

妻:7丁目では、「ねごにゃん」はまったく流行ってなかった!!

 

夫:たぶん、日本中で、渋川町4丁目だけで行われてた球技やってんやろな…。

 

 

 

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水呑地蔵へ。なんちゃってトレラン14kmは、清らかな緑と水と、在原業平のロマンに包まれた山の道を走る!

 

水呑地蔵まで走ろうと思い立った。

 

山のふもとから水呑地蔵院まで至るハイキングコースは、ちょっとしたトレイルラン気分を味わえる登山道だ。

 

最後に登ったのは、もう5年以上も前。道、覚えてるかなあ〜。

 

まずは玉串川にかかる「桜並木橋」。こいつを渡って、右手に山本高校のテニスコートを見ながら、山へ。

 

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あとはただまっすぐ、山に向かって走れば良いだけ。

 

あんなに遠くに見えた山が、

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どんどん近くになってくる。

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さらに近くに。

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やがてクルマの往来はなくなり、山のふもとの風情。

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さらにまっすぐ進むと、分岐が。

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道標(みちしるべ)があるので見てみよう。

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水呑地蔵は右のようだ。

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勾配はかなり急になってくる。

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延々と登る。この辺りにお住いの方は、かなり強靭な足腰をお持ちなんだろう!

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写真は撮り損ねたが、小学生の男の子が、飛ぶような足取りでこの道を下りながら、「こんにちは!!」と挨拶をしてくれた。まるで小さなキリアン・ジョルネのように、急坂を下っていった。

 

やがて、小さなお堂が出てくる。神立辻地蔵。

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水呑さんまでの無事を祈願して。

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車道を横切り、いよいよ山の中へ。

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山の入り口、神立茶屋辻は、実は在原業平が足繁く通った場所。

 

『君来むといひし夜毎に過ぎぬれば頼まぬものの恋つつぞ経る』

『あなたが来ると言ったのに来ないまま、幾夜も夜が過ぎていく。この頃はもうあきらめたけれど、恋い焦がれながら時は過ぎていく』

「君」とは在原業平のことで、業平はここの女性の元に足繁く通っていたが、心変わりをして本妻の元に帰ってしまった。残された女性が業平を思って読んだ、伊勢物語に残る有名な歌は、ここで読まれたらしい。

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業平はイノブタと出くわしたのだろうか…

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さあ!山に入ろう!

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ホトトギスが清らかにさえずっている。

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20mごとに、なぜかお地蔵様が鎮座されている。

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かなりの急勾配だ。

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杖をついたおじいさん。この上に家はないはず。水呑さんまでお参りに行かれたとしか考えられない…

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直角に曲がったり。

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なんと、前方を自転車が!(◎_◎;)抜くときに挨拶したけど、マウンテンバイクではなかった。

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鐘堂が見えてきた!もうすぐそこだ!

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と思いきや、急坂が立ちふさがり、なかなかつかない!

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さらに登れば十三峠に合流できる。

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やっと到着。

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弘法大使が、十三峠を越える旅人のために、祈願して得た霊水が湧く祠がある。

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ちょっとガスっているが、あべのハルカス、大阪湾の向こうに淡路島が見える。

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えっ、生水飲んじゃダメなの?!でもゴクゴク飲みましたが、お腹はなんともなかったですよ。

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下から見えた鐘堂。鐘、ついてきました!

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ここまで、7kmちょっと。実際に山道になってからの距離は2kmちょっとで、本当に「なんちゃってトレラン」と言ったところだ。累積標高差は320m程度。

 

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ここからきた道を下るのだが、真に負荷がかかるのは下り。

 

下りの走り方にフォーカスし、ゆっくりだけど、フォームを正して走る。

 

傾斜角に対して体軸を直角にして走る。大腿四頭筋に負荷がかかるのがわかる…

 

この翌日。かなりの筋肉痛に悩まされています…(^◇^;)

 

たった2kmの下りなのに、ここまで足が痛いとは…(^◇^;)

 

衰えている、情けない…

 

しばらくは、ここをホームコースにして、また1から鍛え直すか!!

 

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お方さまの苦笑日記 「オケ老人の壮絶バトル!!『シベリウス交響曲第2番』VS『チャイコフスキー ロミオとジュリエット』の巻」

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妻:老人だらけのオーケストラの所属してたって言うたやろ。

 

夫:リアル『オケ老人』ね。医師会オーケストラやったっけ?

 

妻:あるとき、次の演奏会のメインの曲を決める話し合いがあって。

 

夫:ウンウン。

 

妻:団長が、候補の曲を2曲、用意してきてん。

 

夫:なるほど。

 

妻:1曲は、チャイコフスキーの「ロミオとジュリエット」。

 

夫:どんな曲か知らんけど。

 

妻:2曲めはシベリウスの「交響曲第2番」。略称「シベ2」。

 

夫:水野晴郎監督の迷作「シベリア超特急2」も略称「シベ2」やけれども。

 

妻:弦楽器のメンバーは、ほとんどが「シベ2」に手を上げてて。

 

夫:弦楽器って主にどんなん?

 

妻:バイオリン、チェロ、ビオラコントラバス

 

夫:なるほど。バイオリンがだんだん大きくなる軍団やね。

 

妻:で、管楽器メンバーはチャイコの「ロミオとジュリエット」がええ、言うて手を上げた。

 

夫:ジャイ子?剛田ジャイ子

 

妻:チャイコ。チャイコフスキーや。わかるやろ?アホやないねんから。

 

夫:管楽器って?

 

妻:木管楽器がフルート、オーボエクラリネット金管楽器トロンボーンとかホルン。

 

夫:吹く系ね。

 

妻:で、どっちかって言うと、「シベ2」の方が多かってん。

 

夫:仕方ないねえ。

 

妻:ほんだら、オーボエのオケ老人が、「ゼッタイに『ロミオとジュリエット』がいい!」って言い始めて!

 

 

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夫:多数決で負けてるのに?

 

妻:オーボエって、肺活量が必要やから、歳とったら難しい楽器やねん。それでもそのオーボエじじい、めっちゃ上手で。オケ老人でもリーダー的な存在やってん。

 

夫:うーん。ではなおのこと、多数決という決め方に従わないとねえ。

 

妻:だんだん興奮してきて。オーボエじじい。

 

夫:あかんよ!興奮したら!歳、イッテんねんから!

 

妻:団長は、バイオリンじじいで。弦楽器やから、「シベ2」がええねん。弦楽器VS管楽器の様相を呈しだしてん。

 

夫:70歳こえてるんやろ?みんな。大人になろうよ!

 

妻:最後の方なんか、もうケンカやで!

 

夫:見たくないねえ!70こえた老人のケンカ!

 

妻:オーボエじじいがバイオリンじじいに、掴みかからんばかりの接近戦や!

 

夫:…まてよ。団長がバイオリンなら…。最初っから、「ロミジュリ」という選択肢を出さへんかったらよかったんちゃうん?最初っから、団長権限で、「『シベリア超特急』で行く!」って宣言したらよかったんちゃうん?

 

妻:そうやけど、伝統的に、2曲の候補からみんなで選ぶってやり方やってん。

 

夫:御意。

 

妻:それと、「シベリア超特急」とちゃうから。

 

夫:御意。

 

妻:で、マジで掴み合いになったから、トロンボーンじじいとコントラバスじじいが止めに入って。

 

夫:…なんか、トロンボーンとバイオリンに足が生えた絵ぇが頭に浮かんでオモロイわぁ…

 

妻:オーボエじじい、息、ハアハアやったで!

 

夫:肺活量あるのにかいな?よっぽど興奮してたんやな!

 

妻:で、再度、多数決とって。

 

夫:ウンウン。

 

妻:わずかな差で、「シベ2」の勝利。

 

夫:ああっ…オーボエじじい…

 

妻:ほんだら、オーボエじじいのやつ…

 

夫:お!どうした?!

 

妻:持ってた「週刊新潮」をバァーン!!って床に投げつけて!!

 

夫:木曜日に発売したばっかりやのに?!

 

妻:「ボクは、やめる!!」って叫んで、そのまま出ていってしもた!そして2度と戻ることはなかった!!

 

夫:うわあ…。でもイタい老人って、今でも多いよね…

 

妻:「負け犬のオーボエ」って言うててん。

 

夫:…。

 

妻:いまのん、「負け犬の遠ぼえ」にかかってんねんで!

 

夫:…。わかっています…。

 

 

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元・バレーボール日本代表の益子直美さんが心房細動で、心臓カテーテルアブレーション手術を行われていたことについて。

 

 

 

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元・バレーボール全日本代表選手の益子直美さんも、僕と同じ心房細動でいらっしゃったらしい。

 

4月17日に放送されたテレビ番組でそのことが報じられていた。

 

心房細動で手術を受けたことについては以下の記事にまとめた。

 

dietrunner.hatenablog.com

 

番組の内容 

番組はもともとは、益子直美さんとご主人との、不妊治療をめぐるやりとりの中で、夫婦の絆を再確認していくくだりを描くことをメインに企画されたのだと思われる。

 

益子さんは不妊治療の延長を希望するも、ご主人さんが、治療の痛みに苦しむ益子さんをこれ以上見たくない、という理由で、不妊治療をやめることを決意し、手を取り合って、人生の次の段階へと進んでいく、というのが大筋だったと思われる。

 

ところが、密着取材中に、益子さんが心房細動である、ということが発覚したようで、受診された循環器系の病院で、その場で手術の日程が決まった。

 

これは、僕の経験からも同じであった。心房細動であることがわかった時点で、僕を担当してくださった渡部先生は手術を提案された。僕が受け入れると、その場で手術日を決定した。

 

これは、手術のスケジュールが立て込んでいるからである。僕の場合は、2016年7月14日に八尾市立病院で精密検査を受けて、心房細動が発覚し、その場で9月13日の手術が決まった。その日程が最短であった。

 

おそらく、益子さんが手術を受けられた病院(葉山ハートセンターと番組では紹介されていた)でも、手術の立て込み具合は同様だったのだろうと推測される。

 

心房細動と心室細動

 

心房細動とは、心臓の、心房部分が通常のように鼓動せず、痙攣したように動いている状態だ。原因は、心房内に発生した不要な神経が、心房内に不要な電気信号を送り、それが鼓動のための信号だと勘違いして、不要な鼓動を繰り返してしまうのだ。

 

すぐに心臓が止まるとか、そういった危険はない。しかし、常に心臓が痙攣している状態のため、血流が淀み、それにより血栓ができやすくなる。

 

できた血栓が血管を通り、どこかで血流を止めてしまう。脳梗塞などが起こりやすくなる。

 

脳梗塞患者の多くが、心房細動を放置していたために発症されている。

 

長嶋茂雄さんもその一人だ。

 

すぐに命の危険はないが、放置すると危険が伴う心房細動。

 

それに対し、今年の2月に18歳のアイドル女性を襲った心臓病は、心室細動。これは心臓の心室部分が動かなくなってしまうもので、極めて危険、たちまち命の危険が伴う心臓病である。

 

dietrunner.hatenablog.com

 

心臓カテーテルアブレーション手術

 

心房細動は、少し前までは完治が難しい症状であったが、「心臓カテーテルアブレーション」という治療方法ができてから、完治を目指すことができるようになった。

 

心臓カテーテルアブレーションとは、鼠蹊部と首の動脈から管を挿入し、心臓までその管を届け、悪さをしている神経を焼き切る、という治療方法だ。

 

番組の中で、益子さんは、この病名を告げられ、手術の内容を説明されたあと、

 

「初めて死というものを意識した」

 

とおっしゃっている。僕も全く同じ思いであった。手術前に、

 

「また自分のベッドで寝られるのかな」

 

とおっしゃっていたが、僕も、またこの家に戻ってこれるのかな、と思っていたことを思い出した。

 

手術当日、手術着を着て、車椅子に乗ったまま、看護婦さんに押されて手術室へ向かうお姿、その後ろを不安そうな顔でついてこられるご主人。

 

何もかも、全く同じであった。

 

手術は、番組放送の4日前、とのことだったので、4月13日だったのかな。

 

益子さんの18日のブログを見ると、退院されたことが書かれている。僕も術後4日で退院したので、益子さんも術後の経過は順調だったのだろうと思われる。

 

それでも、直後の心臓は、自分の心臓ではないような気がしていた。

 

いつまた不規則な動きを始めるのではないかと、常に胸に神経が集中していた。(これは半年経った今も同じだ)

 

入浴などは、未だに、細心の注意とともに行っている。

 

益子さんも同様だろうが…

 

ある方が、術後の僕に贈ってくださった言葉を、そのまま益子さんにお送りしたい。

 

「心臓カテーテルアブレーションは、メスを使う手術ではありません。だから外見上は、術後もなんの変わりもないため、大したことがないと思われがちです。

 

でも体内では、五本の管が鼠蹊部から胴体を通って、心臓に入り、神経を焼き切るという、ものすごいことが行われたのです。

 

どうぞご自愛ください」

 

順調に回復されることを心よりお祈りいたします!!

 

 

 

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お方さまの苦笑日記 「ドボルザークは〇〇オタク!!の巻」

 

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妻:19世紀の作曲家でな。

 

夫:ウンウン。

 

妻:シベリウスって知ってる?ジャン・シベリウス

 

夫:知らんなあ。

 

妻:そうなんや。『フィンランディア』とか、まあまあ有名やけど。

 

夫:ふーん。

 

妻:アメリカの「ニューヨーク・ナショナル音楽院」っていうのが新設された時、そこの学長になってほしい、ということで、このシベリウスに依頼があってんけど。

 

夫:ウンウン。

 

妻:シベリウスさん、断りはってん。

 

夫:そうなんや。

 

妻:で、2番目に依頼したのが…

 

夫:有名な人?

 

妻:ドボルザークやねん。

 

夫:『新世界』や!♪ターン、タンタンターンタターン、ターンタタタターン♪

 

妻:そう。

 

夫:つまりシベリウスが断ったから、ドボルザークの『新世界』が生まれた、っていうことやね!

 

妻:ところがそうじゃないねん。

 

夫:え?どういうこと?

 

妻:実は、ドボルザークも、ニューヨーク音楽院の話、断ってん!

 

夫:ええっ!どんだけ人気ないねんニューヨーク!

 

妻:でも向こうさんが必死にドボルザークを説得すんねん。

 

夫:もうあとがない感じ?

 

妻:で、最終的にはドボルのやつ、この話を受けるねんけど…

 

夫:ウンウン。

 

妻:「依頼をOKした、最後の決め手」は何やと思う?

 

夫:えー…なんやろう…やっぱり、ギャラ?

 

妻:ブブー。まあ、ギャラもめっちゃ高かったらしいけど。

 

夫:うーん…。秘書が、めっちゃ巨乳やった、とか?

 

妻:違うわアホ!

 

夫:降参。何が理由?

 

妻:ドボルはな。

 

夫:ウンウン。

 

妻:めっちゃ、「鉄道オタク」やってん!

 

夫:…。

 

妻:「アメリカに新しくできた鉄道に乗れる!」これが、学長の依頼を受けた、最終的な理由やってん!

 

夫:ホンマかいな?

 

妻:ドボルがどんだけ「鉄オタ」やったかを示すエピソードがあるで。

 

夫:なになに?

 

妻:ドボルがアメリカで汽車に乗っててん。一等席や。ゴキゲンや。

 

夫:ウンウン。

 

妻:ほんだら、なんかの事故で汽車が止まってしまって。

 

夫:ウンウン。

 

妻:復旧までエライ時間がかかってしもうて。

 

夫:あらまあ。

 

妻:ついに、復旧しました!

 

夫:よかったね!

 

妻:車掌さんが、全ての乗客に、「やっと復旧しました、ご迷惑をおかけしました」って、頭を下げて回ってんけど。

 

夫:ウンウン。

 

妻:その時、一等席に座ってたドボル、どうしたと思う?

 

夫:ハイ!

 

妻:ハイ、そこの丸坊主

 

夫:「いやあ、大好きな汽車に長く乗れて、楽しかったよ」的な、大人の対応をした!

 

妻:ブブー!

 

夫:違うんかい!

 

妻:答えはな。

 

夫:ウンウン。

 

妻:ドボルも車掌と一緒に、全乗客に謝って回ってん。

 

夫:なんでやねん!

 

妻:知らんがな!

 

夫:アホか、ドボル!

 

妻:底なしに、汽車を愛しててんやろな。

 

夫:わけわからんなあ…

 

妻:『新世界』の一節にも、どう聞いても、汽車の音にしか聞こえへん箇所があるねん…

 

夫:元祖・「鉄オタ」やったんや…

 

妻:「タモリ倶楽部」で言うてたからホンマや。

 

夫:ニュースソースは「タモリ倶楽部」ね…

 

 

 

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『下戸(げこ)』。悲しき宿命を背負い、汚れた街を行く、現代の騎士。〜なぜ彼らは、酔い潰れるのか?〜

 

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昨日、下戸に関する記事を書いた。

 

dietrunner.hatenablog.com

 

意外に反響があったので、昨日の記事に書ききれなかったことを付け足していこうと思う。

 

下戸だって、飲み会は好き

 

誤解がないように最初に申し上げておきたいのだが…

 

僕自身、飲み会そのものは大好きである。

 

みんなで楽しく騒げれば、こんな楽しいものはないではないか。

 

特に、酒が飲める人は、酔うことでいつも以上に明るくなり、シラフでは聞けないこと、あるいはシラフでは思いつかない言動などを酔った勢いで放出してくれる。

 

確かに、下戸には、酔っ払って精神の壁が崩れると伸びてくる、酔っ払い特有のあの不思議なシナプスは出せない。だから、酔っ払い同士がまるで単細胞生物から多細胞生物に進化するかのごとく繋がっていく、あの連帯感は経験できない。

 

その経験はできないが、飲み会そのもののハチャメチャ感は、下戸にとっても楽しいものだ。

 

日常ではとても見聞きできない場面に遭遇することもできる。

 

去年の某マラソン大会の打ち上げで、酔っ払った女性陣が、我れ先に、とばかりに、とんでもない仮装用の衣装を身につけて大騒ぎした。あの飲み会なんか、一生忘れられないほど楽しい飲み会であった。

 

▼モザイクを外せば、3名ともすごい美人!こんな場面は飲み会以外では遭遇できない(^◇^;)

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なぜか存在する、飲酒強要族

 

ただし、そこに飲酒を強要するヤカラが居た場合は状況が一変する。

 

「オレの酒が飲めないのか」

 

的な、誰に聞いたのか知らないが、およそこの世に存在する決まり文句の中でも、もっとも愚かで知性の片鱗もない決まり文句を、未だに吐くヤカラが存在することも確かだ。

 

現在ではアルハラという言葉もあり、そんな人種は少なくなってきている。

 

だが30年前は、白亜紀時代の恐竜のように、そんな人種が地上を支配していた。

 

孤高の騎士・下戸(げこ)。

 

下戸残酷物語

 

今は、

 

「この世には、アルコールを分解できない体質の人間が存在する」

 

という認識が広がったので、われわれ下戸にとってもある程度、住みやすい世の中になった。

 

飲み会で飲酒を強要する、愚かな「飲酒強要族」が減ったことは喜ばしい。

 

しかし今から30年くらい前、僕が大学生だったことは、

 

「飲めない」=罪悪

 

であった。

 

「僕、飲めないんです」

 

というセリフを言おうものなら、

 

「甘えたこと言ってんじゃねえ!そんなこと許されると思ってんのか?よーし、みんな!今日はコイツをツブそう!!」

 

となって、今日の飲み会のターゲットとなってしまう。

 

「飲めない」とも言えない、かと言って、「飲める」わけない…

 

どっちのスタンスも取れない。

 

かつては、下戸にとって、飲み会とは生き地獄であった。

 

30年前の、男女間の下戸格差

 

ただし、上記のような状況は、僕のようなタイプの人間に起こりうること。

 

つまり、「飲めないが、サービス精神旺盛」というタイプに。

 

「寡黙で、何を考えているのかわからない」と言ったタイプには、そもそも飲める連中も積極的には話しかけないので、飲み会の席でも透明人間化していた。普段、そんなタイプの人間を羨ましいとは思わないわれわれ「サービス精神派」も、飲み会の席だけは、「寡黙派」を羨ましく思ったものだった。

 

また、飲めようが飲めまいが、女性には優しい。これも飲み会のルールであった。だから女性の場合、下戸であっても、それほど無茶な飲酒を強要された経験は少ないのではないだろうか。

 

男女差別、などと言われるが、飲み会の席で追い回されるたびに僕は思っていた、

 

「男女平等にしてくれ!

 

と…

 

飲めない女性をターゲットにして、嫌がる彼女に徹底的に飲酒を強要している姿など、たとえどんな時代でも最低人間の様相だ。そんなことをする人間はほとんどいないだろう。

 

結果的に、ターゲットとなるのはわれわれのようなタイプの人間になってしまうのだ。

 

(余談であるが、最近、散見される、大学生たちが女性を悪酔いさせ、介抱に見せかけて乱暴する、など、昔は考えられなかった。飲酒強要族は愚かではあるが、人として最低限のマナーはあった。それを考えると、表では、下戸への認識が広がりながら、裏では人間性が喪失しつつあるという、現代社会の闇を感じてしまう)

  

30年前の大学生は、勘違いしたアホ

 

特に大学時代がキツかった。僕は演劇関係のサークルに所属していたが、公演が決まった際の「打ち入り」、公演終了後の「打ち上げ」、などの飲み会は、大抵が「弱いものイジメ」の様相を呈するのだった。

 

この場合の「弱いもの」とはつまり、アルコールに「弱いもの」を意味する。

 

「強いもの」が「弱いもの」に飲酒を強要する。「オレも同じ量、飲むのだから!オマエも飲め!」という論理で。

 

でも大学に入学できたということは、多少なりとも知能を持ち合わせているはずだ。ゆえにそんな連中でも薄々は感づいていたはずなのだ。

 

「この世には、アルコールに強い人間と弱い人間がいる」

 

ということを。

 

しかしその種の連中は、そんなことに気づいていないフリをし、アルコールに強い体質に生まれたという我が世の春を謳歌しながら、弱いものに飲酒を強要していたのだ。

 

結果、弱者は飲み屋の前のゴミ袋を枕に、朝まで酔いつぶれて放置される、などという仕打ちを受ける羽目になるのであった。

 

大学生など、所詮は大人になったと勘違いしたアホなので、それを大人への通過儀礼であるかのごとく感じていたのであった。

 

新入社員時代

 

社会人になると、上下関係はさらに明確となり、上司の命令は絶対、といった空気感で職場は支配されていた。

 

僕は運よく、上司もあまり飲めない人だったため、社内飲み会での飲酒強要被害は思いのほか少なかった。

 

しかし、得意先を交えた飲み会となるとそうもいかない。

 

愚かな飲酒強要族は、そこかしこと存在した。

 

下戸がブチギレない理由

 

飲めないなら、飲めないことをもっと強くアピールすれば良いではないか、と思われるかもしれない。

 

しかし、そうもいかないのだ。

 

もちろん、こちらとしては精一杯の抵抗は試みる。「飲めない」アピールは行う。

 

だが、愚かな飲酒強要族が、その主張を取り下げなかった場合…

 

ここで、ブチギレたらいいのではないか?

 

「飲めませんって言ってるじゃないですか!!」

 

と、相手の胸ぐらでも掴めばいいじゃないか?

 

でもそんなことをしたら、せっかく楽しく飲もうと思って集まった、他の人たちを不快にさせてしまう…

 

われわれ「サービス精神派」はそんな風に思ってしまうのだ。

 

だから、目の前の愚かなヤツのためでなく、その他の大多数の、僕が好きなみんなの平和を守るために、無理して下戸は飲んでいるのだ。

 

愛する仲間たちの、楽しい飲み会を、愚かな飲酒強要族から守るため、人身御供となっているのだった。

 

そして、最後はゴミ袋の上に放置される、悲しき宿命をも受け入れていたのだ。

 

そして、朝日とともに、ゲロまみれのゴミ袋の中で、下戸の酔いが覚めると…

 

下戸はよろよろと立ち上がり、汚れた街へと消えていくのだ。

 

浴びるほど飲んだ飲酒強要族と同じ料金をふんだくられて薄くなった、財布とともに… 

 

 

 

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